ワンダースクール通信 1149
どろんこ田植え体験〜里山体験プログラムEF〜 2010.7.5

 NPO法人むさしの里山研究会の会報『里山通信』用の原稿を転載します。6月19日は、むさしの里山ネットワークの練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」としての開催です。両日とも定員50名で締め切りましたが、キャンセルも多かったですね…
 私事ですが、たか爺は本日2010年7月5日をもって本物の「爺」さんとなりました。まあ、外孫(!?)は何10人もいて、毎日誰かには会っているのでもう充分幸せなんだけれども、やっぱりうれしいものですねぇ〜。とりあえずは今後とも、本物になった(!?)たか爺をよろしくお願いいたします。

里山体験レポート 55

どろんこ田植え体験

自然体感塾ワンダースクール たか爺

 

 6月19日(土)と20日(日)の「どろんこ田植え体験」には、19日は小学生の親子中心に大人16名・子ども20名の36名、20日は幼児の親子中心に大人15名・子ども20名の35名が参加してくれました。雨天「結構」とはいえ、心配していたお天気には恵まれて何よりでしたね。19日は暑いぐらい… 20日は曇がちで田植え日和となりました。
 早く着いてしまったご家族には、ノアの庭でザリガニ釣りを楽しんでもらってから、田んぼ生きもの公園へと移動。まずは新井さんに植え方を教えてもらって、「あかねぞら」という品種の苗を植えてもらいました。

 

 19日はさすが小学生たち!? ちょっと手のかかる子どもたちもいましたが、予定より早く植えおわりました。あとは生きものさがしやどろんこ遊びです。パンツ1枚になっちゃって、どろんこ温泉につかったり、カエルを追いかけたりして大喜びの子どもたちもいましたね。女の子なので写真は載せられませんが…
 以下は、ねりま遊遊スクールのアンケートから。

どろがたのしかったです。

ドロドロになってきもちよかった。

  はじめて田植えをしました。土のかんしょくもおもしろく、たのしかったです。

  すごくおもしろかった。いろいろな生物がたくさんいた。

今年は5月の大雨で田んぼに水がたまり、カブトエビやホウネンエビが孵化。そのあと田んぼが干上がってしまって、全滅してしまったそうです… ホウネンエビ、コガムシやその幼虫は多少見ることができましたが、カブトエビには会えなくて残念でしたね。ヌマガエルやアマガエルも今年は少なかったかな。

 

 子どもは幼児中心だった20日は、大人にがんばってもらうしかありません。お父さんたちも大活躍で、ほかの子の面倒までみてくれていた人もいました。
 なんと0歳児も田んぼデビューです! 赤ちゃんをおんぶしながら田植えをしてくれた元気なお母さんは、ほんとに昔の農家のお嫁さんみたい!? 来年はこの赤ちゃんも、田んぼのどろんこデビューかな?
 田植えのあとは用水路やノアの庭、お風呂場のシャワーでドロを落としてから、お弁当タイム。新井さんの奥さんがおいしいけんちん汁やお漬物、子どもたちに大人気の梅ジュースなどを用意してくれたので、ちょっとリッチなランチタイムとなりました。あとは2時頃までゆっくり遊んでいかれたご家族が多かったですね。
 でも、田んぼはこれからが大変です。7月と8月には田んぼの草とりがあるので、ぜひまたご家族でご参加ください。