ワンダースクール通信 1150
彩湖の生きものさがし 2010.7.11

 

 6月21日(月)・22日(火)・23日(水)・25日(金)のワンダーキッズは彩湖。まずはバーベキュー広場のクヌギやコナラの木のチェックからスタートです。
 植栽された小さな木ばかりですが、樹液の出ている木は10本以上見つかりました。でも、右上のシロテンハナムグリやハチモドキハナアブばかりでスズメバチも少なく、クワガタは0…
「うわぁ〜! ビビったぁ…」
 シロテンハナムグリが飛びたっただけでビビりまくっていたのは、たくまでした…

 

「うんこ幼虫」
 月曜にクヌギの葉っぱの上にいた芋虫は、どう見ても鳥の糞にしか見えない…
 このなんともおかしな擬態の名人は、スカシカギバの幼虫のようです。成虫は、この姿からは想像できないほどきれいなガで、羽に大きな透かし模様が入っています。たか爺はまだ本物を見たことがないので、連れて帰って羽化させてみればよかったですね。

 
水位が下がった彩湖                        ブラックバスの子ども 2010.6.25
 
テナガエビ 2010.6.23                       ヌマチチプ 2010.6.22 

 彩湖の水位は、月曜には階段7段程度でしたが、金曜にはステージ護岸の下の池や親水護岸の水路が現れるまで下がりました。でもなぁ… 月曜と金曜はたも網チャポチャポだったり、おんなじとこばっかりバチャバチャやったりしてもねぇ… ゆうきは「彩湖の生きものさがし」初の0匹記録達成!?
 テナガエビの唐揚げサイズは、たか爺ときょうすけぐらいだったかな。たくまやつくるはかき揚げサイズをそこそこ捕まえていました。時期的にはまだちょっと早いようです。
 ステージ護岸の池はオタマジャクシだらけでしたが、今年生まれのウシガエルかぁ… たくまは赤とんぼの仲間のヤゴも見つけていましたね。

 ところで、今回初めて使ってみたふぉっとっとは、せっかく使いやすくていいものを作っても、この宣伝効果狙いはいやらしすぎますよねぇ… はっきり言って文字が邪魔! メジャーを犠牲にしてでも、シールをはがすしかありません…
 たも網もなぁ… 必要な日には「たも網持参」で案内していますが、まだ持ってきてくれない子が多いので、某ホームセンターでとりあえず10本は買っておきました。ところが、水曜に初めてそのうち2本を使わせてみたところ、ワカサギとりやテナガエビとりでは正攻法の正しい使い方をすると、1時間で見事にビリビリです…
 未使用の8本を返品しに行ったら、担当者も「これじゃあね…」ということで納得してくれて、10本すべて返品することができました。店頭からも商品を撤去してくれましたね。当然メーカーにも電話。企画担当者と話をすることができましたが、来年の商品開発では改良してくれるようです。以前コスト高で売れなかったという廃盤商品まで送ってくれたので、とりあえずはたか爺の求めている商品に関して提案はしておきました。
 季節になると、スーパーやホームセンターで売られているたも網や虫とり網って、実はおもちゃ屋さんが作っていたんですね。これにはビックリしましたが、なんだか妙に納得しちゃったりもして… それを子育て中の親子が買って、虫とり網と虫かご持って町なかをうろうろしていたり、たも網もって池や川をのぞきこんでいるだけだったりする光景が毎年見られるわけです。使わなければ、どんな網だって破れませんからねぇ…
 たも網に関しては、釣具屋で売られているU字型で枠の先端部にガードがついたものが、今のところやはり一番のようです。まあ、あとは来年のお楽しみ!?

 

 駐車場への帰り道、よくオナガの群を見かける場所では、きょうすけが大きなヤマモモの木に気づきました。まだちょっとすっぱかったけれども、鳥たちもヤマモモの実を食べに来ていたんですね。
「俺まだ食べてない」
 これは誰だったっけ? そんなこと、偉そうに言われてもねぇ… 食べたければ自分で採らなきゃ、ワンダースクールでは何も食べられませんよ…