ワンダースクール通信 1215
里山体験プログラム「食べられる野草」 2011.5.8

 4月9日(土)の「食べられる野草」は雨天中止…。今年度の「里山体験プログラム」は16日(土)からスタートです。関越道の事故渋滞や他の場所での大渋滞に巻きこまれたご家族もいて、11時すぎからの開催となりました。
 人気のある食べもの系のプログラムにも関わらず、今回は参加者が少なくて2家族7名のみ。原発事故の影響もあるのでしょうか? キッズアシスタントのあきらと、今年度から里山ランチを作ってくれることになった地元のお母さんの子どもたちを含めても12名です。でも、こういう日はたか爺も参加者の方たちもアットホームな雰囲気でのんびりと楽しめますよね。

 
田んぼ生きもの公園ではヨモギ摘み              教習所脇の巨大ノビル掘り
 
コミュニティファームではシロザとカナムグラ摘み       ブロッコリー(わき芽が育った部分?)摘みも

 まずは食べられる野草摘みです。田んぼ生きもの公園ではセリ・ヨモギ・タネツケバナなど、コミュニティファームでは畑にとっては厄介な雑草となるシロザとカナムグラ、野菜だけれどもブロッコリーも摘ませてもらいました。
 ブロッコリーは普段食べているてっぺんの蕾ではなく、収獲の後わき芽が育った蕾と茎の部分になるのかな? 小さくてかわいい黄色い花を咲かせているものもありました。この日は天ぷらとマヨネーズがメインの和えものでいただきましたが、これが実においしくてねぇ〜。たか爺としては普通のブロッコリーよりもこっちのほうが好きなので、おみやげ用にも摘ませてもらいました。じじばば向きにはおひたしでもいけるし、カラシ&ゴマ&おかか&めんつゆで和えてもおいしかったなぁ〜。
 ノビルはノアの庭にもいくらでも生えていますが、教習所の脇に葉を茂らせた巨大ノビルが群生していました。関越道をまたぐ道路脇の斜面はツクシ畑になっていて、ゆうきがせっせと収獲に励み、はかまとりのお手伝いもしていましたね。 

 
ノアの庭にはカキドオシ畑も                    シロバナタンポポの花も天ぷらですね

 ノアの庭にはセリやカキドオシ、カラスノエンドウの畑もあります!? フジやタラノメ、タンポポの花やドクダミの葉っぱも摘んで、今年初のたけのこ掘りも! もちろん、おみやげ用もね。

 
 

 ヨモギ団子作りではミニ餅つきも。餅つきは元某小学校のベテラントリオに任せておけば安心です。

 
 

 たか爺が楽しみにしていた里山ランチは、予想をはるかに上回るほど豪華版でしたねぇ〜。「食べられる野草」関係では今まで他の施設や団体さんのイベントで何度もご馳走になってきましたが、比較のしようもありません…。
 この日のメニューは、セリご飯・ニラ(もノアの庭で摘みました)の味噌汁・セリの卵とじ・ツクシの佃煮・ノビル(は生でお味噌をつけて)・ブロッコリーの和えもの・おひたしにはギボウシとカンゾウ・ヨモギ団子・ヨモギとカキドオシのフレッシュティ。次々と揚げたてが出てくるのでもれているものがあるかもしれませんが、天ぷらはフジ・ツクシ・ヨモギ・シロザ・ドクダミ・タラノメ・カナムグラ・カキドオシ・タネツケバナ・カラスノエンドウ・タンポポの花・ブロッコリーなど。掘ったばかりの初たけのこも、お刺身・煮物・天ぷらにしていただきました。キムチは1月の「キムチ作り」で漬けたものです。

 
ニホンアマガエル                          ニホントカゲ
 
ツボスミレ                              コスミレ

 子どもたちは当然、ノアの庭や田んぼ生きもの公園で生きものさがしも。アマガエルやヌマガエル、トカゲなどが捕まっていました。庭の朽木でコクワガタのオスを見つけていたのは、きょうすけです。
 タチツボスミレは終わりかけていましたが、ツボスミレやコスミレの花もかわいかったですね。
 開始時間が遅くなってしまって、午後は風も強くなってきたので、風布川での「沢の生きものさがし」はパス…。帰りは練馬ICでは下りずにそのまま外環道へ。あきらと2人で「彩湖のワカサギとり」となりました…。