ワンダースクール通信 1264
親子でワンダー「秋の生きものさがし」 2011.10.27

 
 

 9月25日(日)は、「親子でワンダー」でピクニックの森。「秋の生きものさがし」でバッタやキリギリス、カマキリの仲間が中心です。6家族17名が参加してくれましたが、今年はスズメバチが少なくて助かりましたね。
 ザリガニの池の水位は高く、トンボ採りができなくて残念でしたが、ザリガニやウシガエルのでかオタマを捕まえている子どもたちもいました。21日の台風による倒木も多くて、ちょっとした探検気分だったかな。

 

 左上は、しおんのパパが見つけてくれた謎の稚魚たちです。氷遊びの池の岸辺に群れていました。まだ小さなウシガエルのオタマジャクシたちもいっしょに網に入ったので、捕食のため集まっていたのかな? たか爺も初めて見る稚魚だったので、写真を撮って何匹か持ち帰りましたが、アート展の搬入を翌日に控えて帰宅後は大忙しだったので、そのあとすっかり忘れていましたねぇ…。
 この通信を書きはじめて、「そういえばまだ調べてなかったなぁ」と写真をよく見てみたら、特徴のある背びれと尻びれから「なんだ雷魚だったのかぁ…」っていう感じです。正確にはカムルチーという種名の外来魚ですが、ブラックバスやブルーギルより昔から日本にいて、たか爺も小学生の頃に家族で釣りに行った霞ヶ浦で釣ったことがあります。それにしても、わざわざ観察ケースに入れて見ていたのにその場で気づかなかったとは…。
 念のため言っておくと、外来生物法ではブラックバスやブルーギルのように「特定」ではなく「要注意外来生物」なので、持ち帰っても今のところはお縄になることはありません…。
 右上はオオミズアオ。名前のとおり大きくて本当にきれいな色をしたガなんだけれども、ワンダースクールに来ている子どもたちでも「ガ」と聞いただけで×な子がけっこういるのは、たか爺としてはさみしい限りですねぇ…。

 
 

 まだスイカ模様のカラスウリをペンダントにしたり、くっつきむしのキンミズヒキをブローチにしたりして遊んでいた子どもたちや、シラカシのどんぐりを拾っていた親子もいました。今年も最後はバーベキュー場脇の小さな原っぱでバッタさがしでしたね。