ワンダースクール通信 1278
里山体験プログラム「ダンボールで薫製づくり」 2011.12.6

 

 11月12日(土)は、里山体験プログラム「ダンボールで薫製づくり」で寄居です。参加者は現地集合の3家族11名+たか爺が連れて行ったキッズ5名の16名。ちょっともったいなかったかな?
 薫製づくりとはいっても、食材を日持ちさせるための本格的な薫製ではなく、短時間で味や香りを楽しむためのもので、講師はポレポレ工房の遠藤さんです。上はこの日の予定表と薫製にした材料ですが、参加者の方にはゆで卵の殻むきもしてもらってプラス。作るのに何日かかかる豚ばら肉のベーコンと鶏ハムは、事前に遠藤さんが作っておいてくれた薫製を当日ママさんシェフの福井さんが調理してくれました。

 

 まずはダンボールのスモーカー作りから。ダンボールの上の方に穴をあけて針金を通し、その上に網を置きます。スモークウッドに火をつけて鍋に入れ、ダンボールの底にセットすれば完成ですね。

 

 あとは網の上に材料を並べて、ダンボールのふたを閉めて固定します。スモークする時間は1時間程度で、おいしい薫製の出来上がり! ししゃもとウィンナーは、竹炭をおこして焼いてからいただきました。加熱する必要がない他の食材も、本当は1日おいてからのほうがよりおいしく食べられるそうです。

 

 で、この日の里山ランチは豪華版! いつものように釜と薪で炊いた黒米入りご飯にとん汁、みんなで作ったゆで卵・チーズ・かまぼこ・ししゃも・ウインナー・たくわん・ちくわの薫製と鶏ハムにベーコン、サラダやおひたし、サツマイモのアーモンド揚げ等もついて、ご覧のとおりです。鶏ハムとベーコンも作り方を教えてもらったので、ちょっと手間はかかりますが今度家でも試してみたいですね。

 

 スモーク中は、子どもたちには籾すり機での籾すり作業を体験してもらいました。午後は、用水路の生きものさがしやジュズダマのアクセサリー作りなど。田んぼ生きもの公園から稲わらを運んできて、竹林の秘密基地の修復作業も!? でも、そろそろ骨組みの竹から直したほうがいいかもしれませんね。