ワンダースクール通信 1277
オオスズメバチと記念撮影 2011.12.5
11月6日にsundog師匠からいただいたオオスズメバチのオスたちは、翌7日には1匹が天国へと旅立ち、25匹となりました。8日からは、3年ぶりに「オオスズメバチと記念撮影」です。刺さない(刺せない)とわかっていても触ることさえできない子、おっかなびっくりつかんで逃がしてしまう子、つかめても顔がひきつっていた子などなど…、子どもたちの反応もいろいろでおもしろかったですね。
「ほんとだ。かまれても痛くないね。」
もちろん、初めてでも全然平気な子どもたちもいます。新しく買ったコンデジが使いこなせなくてちょっと残念でしたが、上の子どもたちは少しはうまく撮れたほうかな…。
9日にはおっかなびっくりの子4人に4匹逃がされてしまいましたが、8日・9日・11日のワンダーキッズの子どもたちはとりあえず全員記念撮影できましたね。ほうせい、だん、たいちの3人が計7匹お持ち帰りで、オオスズメバチの飼育にもチャレンジです。10日・11日にはまた1匹ずつ旅立ち、残りは12匹。
12日の里山体験プログラムの際には、じゅんが2匹お持ち帰りです。13日・14日・15日には1匹ずつ、急に寒くなった16日には3匹、17日には2匹と旅立ち、残りは2匹。
19日のサタデースクールでは1年生1人が触れもせず、20日は小2から中1までの5人とも持てない…。1匹はその日に旅立ってしまって、とうとう残りは1匹となりました。
でも、最後の1匹はけっこう長生きしてくれて、真冬並みの寒さとなった12月1日の夜中まで生きていました。夕方から時々横たわってしまうのでちょくちょく様子を見て、最後まで看取ることになりましたね。部屋からオオスズメバチの羽音が聞こえなくなって、なんだかちょっとさびしくなった感じ…。
何でも飼ってみればかわいいものです。たか爺は以前チャイロスズメバチの女王バチを飼ったことがありますが(ワンダースクール通信591)、下手をすれば刺されるかもしれなくてもやはりかわいくなってしまいました…。
今回のオスバチたちは駆除された2つの異なる巣から羽化したものなので、みんな兄弟というわけではありません。でも、競い合って昆虫ゼリーに頭を突っこんで食べていても喧嘩することもないし、寝るときも身を寄せ合っています。刺される心配もないので、なおさらかわいい!?
今回たか爺ンちで死んでしまったハチたちはもちろん、みな形を整えて現在乾燥中です。標本というよりも、昆虫の体ってまさしく「ネイチャー=アート」そのものですからねぇ〜。