ワンダースクール通信 820
「作って食べよう里の春」〜里山ワンダー@〜 2007.5.5

 4月21日(土)は里山ワンダーで寄居です。
 参加者はワンダースクール関係者のみで大人3名・子ども6名。いつもアシスタントをお願いしているハラグッチーも、今回は家族揃って参加してくれました。今年も楽しみにしていたはるかは、前日ぎっくり腰になってしまって残念…
 むさしの里山研究会のスタッフは4名。たか爺も今年度は運営委員兼ボランティアスタッフとなっているので、なんだか身内だけで男衾トンボの里公園[左の画像]の春を楽しませてもらった感じでしたねぇ〜。
 まずは公園で野の花を摘んでから、トンボ自然館で押し花のしおり作り。
 まさとは「パパ用」と「ママ用」のしおりも作っていました。さくらこの毛糸通しも手伝ってくれていましたね。たか爺はオオイヌノフグリとタチイヌノフグリを組み合わせてみましたが、もう少しどうにかしたいところです…

 
オオイヌノフグリとタチイヌノフグリ。下の段の右から2番目がこの花で作ったしおりです。

 公園へ戻ってからはセリとヨモギ摘みです。ワンダースクールの子どもたちはセリ、ハラグッチーのご家族はヨモギ担当。
 セリはおひたしと、お釜で焚いたご飯にまぜあわせてセリご飯。ヨモギでは草餅づくりです。けんたろうはもうベテランですよね。フレッシュティーもいただきました。キュウリや竹の子もおいしかったなぁ〜。
 お昼ご飯のあと公園の湿地を走り回って泥だらけになった靴は、公園脇の流れでお洗濯です!?

 

 最後には、昨日からTさんが川に入れておいてくれた仕掛けを引き上げてみました。モツゴやシマドジョウ、アブラハヤも入っていましたね。シマドジョウたちはたか爺のおみやげです…
 おみやげといえば、里山ギャラリー・ノアの裏山の竹の子も! 今年はかなり早いようです。もちろんセリも、おみやげ用にも摘んで帰りましたよ。

 
キノコ山と冒険あそび場のチゴユリと、タチツボスミレ&ハナグモです。

 帰りにはちょっとキノコ山と冒険あそび場へ。ジュウニヒトエはまだ蕾でしたが、チゴユリやカントウマムシグサの花。子どもたちはブランコや木の枝で遊んでいました。ハラグッチーのご家族は、トンボ公園でしばらく遊んでいかれたようですね。

 この2年間、「田んぼづくり教室」や「里山ワンダー」でむさしの里山研究会のプログラムに参加させてもらっている内に、たか爺は里山の魅力にとりつかれてしまった感じです。リピーターが多いので、今まで参加してくれた子どもたちも同じなんじゃないのかな。
 今年度は、引き続きワンダースクールの「里山ワンダー」で子どもたちを遊びに連れていきながら、むさしの里山研究会の運営委員兼ボランティアスタッフとしても、「里山体験プログラム」づくりに関わっていきたいと思います。ワンダースクール内では、ご家族で直接参加される方たちも自然に増えていくと思うので、あとはワンダースクール以外からの参加者を少しずつでも増やしたいところですね。
 とりあえずは「むさしの里山ネットワーク」という名称で、練馬や周辺都市部に住む家族や子どもたちと寄居の里山をつなぐネットワークを作り上げていきたいと思います。まずは広報からですが、結局は何事も人と人とのつながりからなので、お知り合いの方たちのご紹介の方もよろしくお願いいたします。