ワンダースクール通信 829
「石神井川でメダカを!」 by 川と水辺を楽しむプロジェクト 2007.6.16

 
南田中緩傾斜護岸区域の石神井川               ハグロトンボのヤゴ              

 6月2日(土)は、練馬区教育委員会のねりま遊遊スクール「石神井川でメダカを!」の応援に行ってきました。たか爺の知り合いで、地元の石神井公園や石神井川を何とかしようと頑張っているひで爺の「川と水辺を楽しむプロジェクト」主催です。
 参加者は親子25組で60名ぐらい? ワンダースクールからもきょうすけが家族そろって参加してくれました。スタッフ4名ではちょっと大変でしたが、今年もお父さんたちに助けられましたね。
きゃ〜! ヒルだ
 見た目はきれいな流れでも、石をひっくりかえして見つかるのは、シマイシビルとミズムシばかり。「汚れた水」の指標生物です。
おもしろいねぇ〜
 これは、はじめはヒルを「つぶせ、つぶせ」と大騒ぎしていた女の子。ヒルの動き方を見ての感想ですが、ヒル=人の血を吸うという先入観はなくしてもらえたかな?
 魚とりでは、モツゴの子どもや泳ぐタイプのカゲロウの仲間の幼虫が多く、エビやアメリカザリガニ、ドジョウ、ガガンボの仲間の幼虫も捕まっていました。たか爺としては、ハグロトンボのヤゴが何匹か捕まっていたのが、ちょっとうれしかったかな。巾着田の「少し汚れた水」に多い生きものです。
 絶滅危惧種とは言っても、秋が瀬にはまだかなり多いメダカですが、残念ながらこの日は見つかりませんでした。ひで爺は何度か確認しているようなので、石神井川でも生き残ってはいるようです。
 ささ舟流しや水切りも楽しそうでしたが、せっかく親水護岸を作っても柵があっては意味がない… それでも、帰りに川で遊んでいる地元の子どもたちを見かけて、ちょっとホッとしましたね。

 
ささ舟流し                              カルガモの親子