ワンダースクール通信 835
雨の日だって自然探検 2007.6.28

 

 関東地方も梅雨入りした6月14日(木)は、小雨のピクニックの森。ヒダリマキマイマイたちも元気に活動しています。
 雨の日は意外とクワガタが見つかる可能性も高いので、まずは森の中の樹液ポイントの木へ。でも、残念ながら空振りでした。
 冬に少し崩した倒木の近くでは、ミミズを掘っているおじさんが1人。何かのエサにするのかな? よしのりは丸々太ったカブトムシの幼虫をもらってラッキーでしたね。

 

ザリ見えまくり!
 ザリガニの池のザリガニたちもホッと一息かと思ったら、池の周りにはなんだか新しく掘られた穴が目立ちます。
 翌15日(金)は梅雨入りどころか快晴で暑くなり、穴の数はさらに増えていました。まるで空梅雨を予感しているようで、ちょっとびっくりですよねぇ〜。
 三本土管の池ではエビ、チビザリ、モツゴ。コシアキトンボのヤゴも捕まっていました。ウシガエルの1年生たちはうじゃうじゃいますが、手で捕まえられる子はいませんでしたね。1株だけ浮いていたホテイアオイは、たか爺が回収です。
ハチ!
虫が入ってる!
 ミツバチの巣には木曜はよしのり、金曜はまさとが気がつきました。マイマイガの毛虫は、ちょっとなでてあげただけでしたね。
モヤッとボール!
 これは、ラクウショウの実です。

 

 金曜には、イノコヅチの葉っぱの上でカニグモが奮闘中!? ヒメカメノコハムシをひっくりかえそうとして、自分がひっくりかえりそうになっていました。もう少し簡単な獲物にすればいいのにね…
 ヤミイロカニグモかアズマカニグモかは、外雌器という部分をルーペでよく見てみないとわからないそうです。きどばんさんが教えてくれました。感謝です!

 左はキハダカニグモ。
 やはり金曜に、ハンノキの幹のコマユバチの空繭の横でじってしていました。羽化したハチは食べられたのかな!? なんだか平べったいクモですが、クワガタと同じ理由なんでしょうね。
 クモもいろいろといておもしろいけれども、難しいなぁ…