ワンダースクール通信 847
ツマキシャチホコ 2007.7.26
「木の枝でしょ?」
「あっ、こいつ、俺だました」
19日(木)、これはひろき。ツマキシャチホコというガです。たか爺も昔、だまされそうになりました…
「かわいい」「銀の粉!」
触ってみた子どもたちですが、鱗粉もきれいですよね。
「セミかぁ〜」
「おまえ、だいじょぶかぁ…」
飛びたったら、ひゅうがです… 金曜にも別の場所で見ることができましたね。
アカトンボの仲間が止まっていることが多い林縁部では、トンボだけでもアキアカネ[左上]、ナツアカネ、ノシメトンボ[右上]の3種類。ノシメちゃんは、ゆうたの指にも止まってくれました。
「なんだこれ?」「ここにもいる」
木曜の子どもたちも、最近はいろいろと見つけてくれちゃって、なかなか前へは進めません… 何か見つけて立ちどまると、次から次へと見えてきちゃうものですよねぇ〜。
「わたわた3兄弟!」「あっ、4兄弟もいる」
オオブタクサの茎には、スケバハゴロモの幼虫がびっしり。ゆうたは成虫も見つけてくれました。葉っぱの上には、オンブバッタの幼虫が目立ちます。
トウキョウダルマガエルの溝では、なんとチャイロスズメバチがスイミング中!? 写真が撮れていなくて残念です… ハチもがき泳ぎ(!?)でどうにか岸辺まで辿りつき、草の上で身づくろいをしてから飛びたっていきましたね。
チャイロスズメバチが多い樹液ポイントでは、オオスズメバチやモンスズメバチもかなり飛びまわっていて、この日はちょっと離れて観察です。
「あっ! セミ」
ニイニイゼミの羽化ポイントでは、ゆうたが早くも羽を伸ばしきったニイニイゼミを見つけました。抜殻も増えてきましたね。アブラゼミの抜殻は今年初めて。
「カマキリ発見!」
オオカマキリの幼虫はお食事中。写真を撮ろうとしたら、片方のカマに獲物をかかえたまま逃げていきました。
他にも小さなオトシブミやハムシの仲間、マメコガネ、ハスジカツオゾウムシ、サキグロムシヒキなどなど、子どもたちはいろいろと見つけていましたね。