ワンダースクール通信 882
葉っぱでアート! 2007.11.27

 
たか爺お気に入りのメグスリノキやヤマモミジの紅葉には、今年はまだちょっと早い感じです。

 11月16日(金)・19日(月)・21日(水)・22日(木)のワンダーキッズは、「葉っぱでアート!」で和光樹林公園。たか爺お気に入りのメグスリノキやヤマモミジの紅葉には、今年はまだちょっと早い感じです。
 初日の金曜に、今年オープンしたばかりの総合体育館のカウンターで聞いてみたら、公園利用者も無料で使えるスペースがあるということなので、途中から体育館内へと移動しました。そしたらびっくり! 広くてきれいでテーブルも使えて最高です。
 で、今年は葉っぱを拾い集めてから、体育館内での作品づくりとなりました。寒いのは苦手なたか爺としては、暖かいのがなによりもありがたい… 窓からの眺めもよくて、水曜と木曜には富士山もきれいに見えましたね。
 昨年まではじっとしていると寒いので、クリスマスのオーナメント作りに使うシナマンサクの実をせっせと収穫していました。今年は集められませんでしたが、昨年のものがまだ1箱あるから大丈夫かな。

  
左から:「飛行機」 byまさと・「ウサギ」 byかず・「ネズミ」 byたか爺

 金曜のまさとは「飛行機」。せっかくいろいろな色の葉っぱがあるのだから、もっとカラフルにすればいいのにと思ったりもしますが、今回は同系色でまとめることが多分まさとのこだわりなんでしょうね。
 かずの「ウサギ」は、葉っぱを輪郭に使うという発想が新鮮です。2人ともていねいに作っていました。
 かずは1作であきて2作目は作る気なし。まさとは2作目に挑戦していましたが、結局没になりましたねぇ…
 シンプル・イズ・ベストのたか爺は、ケヤキとマツの葉、ヤマモミジの種を使って来年の干支の「ネズミ」を作ってみましたが、いまいちだったなぁ…

  
左から:「龍」 byこうへい・「九尾のキツネ」 byまさひろ・「さかな」 byそう

 月曜のこうへいは、やはり期待を裏切りません。今年は「龍」でしたが、昨年の「キツネの親子」同様に葉っぱの形をいかして使っています。色づかいもなかなかのもの。
 2作目の「フクロウ」は、ちょっと時間が足りなかったかな。みんなの選考会でも、「龍」の3票はゆるぎないところで、「フクロウ」にも1票。たか爺ももちろん「龍」で決まりですね。
 まさひろの「九尾のキツネ」もおもしろくて、選考会でも1票入りました。2作目の「富士山」は「わけわかんない!」作品の1に選ばれていましたが、どちらもダイナミックです。
 そうの「ブタの散歩」は足がかわいかったけれども、たか爺としては2作目の「さかな」の方がよかったかな。ひろきは「葉っぱをもったクマ」と「色ちがいガメ」。りょうたろうの「へんなハヤブサ」と「水を飲むネコ」は、めでたく「わけわかんない!」作品の2と3に選ばれていましたねぇ…

  
左から:「龍」 byこうき・「葉っぱを食べてる恐竜」 byほうせい・「炎をはいてる龍」 byほうせい

たか爺、龍に見える?
見えるけど、驚いたなぁ〜
 水曜のこうきの「龍」は、なんと月曜のこうへいと構図がよく似ています。真似をしたわけではないのに、2人とも足にはヤマモミジを使っていますよね。マツの葉の使い方は、ひげと足に分かれました。
 こうきの「龍」は頭がGood! 破れた葉っぱをそのままうまく使っています。絵の中におひさまを入れる子は、幸せな家庭に育っている子だったかな。
 だいたいみんな2作目は手抜きが多いけれども、ほうせいは2作ともまともな作品に仕上がっていました。「葉っぱを食べてる恐竜」と「炎をはいてる龍」です。
 今年は「龍」や「恐竜」が多かったけれども、あきらの「龍」[左の画像]は選考会でも5票集めて文句なし。「ネイチャー=アート」的には作りすぎですが、絵心のある子は作りすぎても失敗はしませんよね。
 これはもう、空間をいかした日本画の領域に足を踏み入れている作品!? しっぽの描き方もにくいところですよねぇ〜。想像力が豊かでないと、こういう作品は作れません。
 対照的に、つくるの「ネズミ」は極めて「ネイチャー=アート」的!
 ユリノキ、サクラ、マツの葉っぱを最大限にいかしています。あごと歯をつけたことで、表情もおもしろくなりました。選考会でも2票です。2作目は「ツバメ」、3作目は「ライオンひよこ」!?

   
左から:「ネズミ」 byつくる・「牛が仮面をかぶってる」 byタッチ・「クワガタ」 byだいち・「トカゲみたいな恐竜」 byゆうだい

手ぇ切った!
 これは、タッチ。てっきりハサミで手を切ったのかと思ったら、「できた!」でしたねぇ… たか爺、老眼の次はいよいよ耳も遠くなってきたのかなぁ…
 選考会では、タッチの「牛が仮面をかぶってる」、だいちの「クワガタ」、ゆうだいの「トカゲみたいな恐竜」にも1票ずつ入りました。子どもらしい作品が多かったかな。
 2作目の「ウルトラマンの星人」も同じく、タッチは漫画タッチ!? 3作目の「龍」は不評でした。だいちの作品は、歌舞伎役者が大見得を切っているようにも見えますね。ゆうだいは草がにくいところですが、2作目の「ピカチュー」はなぁ… わたるは「ロボット」、きょうすけは「ジャンプしてるロボット」でした。
『ま』に見える
 なんと8票も集めて、めでたく「わけわかんない!」作品の1に選ばれたのは、ゆういちろうの「ビックリマン」。確かにひらがなの「ま」にしか見えない!? きょうすけの2作目「一本足のテング」にも2票です…

   
左から:「クワガタ」 byよしのり・「トンボ」 byよしのり・「カマキリ」 byゆうた・「ばけねこ」 byひろき

 木曜は木枯し。葉っぱを集めるのには好都合でしたね。
 選考会では、よしのりの「クワガタ」に2票。2作目の「トンボ」もシンプル・イズ・ベストな作品です。ゆうたの「カマキリ」にも1票。たか爺としては、ひろきの「ばけねこ」に1票だな。
 めでたく「わけわかんない!」作品に選ばれたのは、ゆうたとひろきの1作目の「人間」です。2票ずつ獲得… まあ、「わけわかんない!」わけではなくて、みんなちょっと幼い感じです。
 最後はたか爺の「鳥」で〆!? 絵心はないしめんどくさがりやだし、基本的に子どもと同じ頭しかもってないからなぁ…