ワンダースクール通信 901
冬の森探検 in子供の森 2008.3.4
カブトムシの森へと続く道 トウキョウダルマガエルの溝に残っていた氷
1月24日(木)・25日(金)・28日(月)・2月6日(水)のワンダーキッズは子供の森。「冬だってクワガタさがしたい!」2の下見も兼ねてお散歩です。
「風が強い日は何に気をつける?」
「マムシ」
とんちんかんな答えは木曜のひろきですが、毎年何人かいます… 木曜と金曜は北風が強くて寒かったですね。
風が強い日はけっこう太い木の枝も折れて落ちてくるし、「冬だってクワガタさがしたい!」向きの立ち枯れの木が倒れることもあります。だから、倒れる前に切られてしまう木も多いけれども、何年か前に伐採された大エノキは今年もまだまだ楽しめそうです。近くにもう1本切られた木があるので、ここを「冬クワ」の第1ポイントにしました。
森の外側を回ってみた金曜には、トウキョウダルマガエルの溝に氷が残っていましたね。
周回路に散乱していた「木の実のトゲディ」と「インフルエンザウィルスの木」!?
「宝の山」では、木曜の子どもたちは何をしていいのかわからない感じだったかな。金曜と月曜は木の枝の山にのぼって、端から端まで稜線歩きです!?
「トランポリンたのしい」
これは、落葉を集めて積んである場所で、そう。「イス!」はひろきの発案です。たか爺はキーホルダー掛け用に、まさひろが見つけてくれたクワの木の枝をおみやげにしました… 金曜の子どもたちも木の枝を持ち帰っていましたね。
「サルコシ大統領!」
持ち帰れば家で「冬クワ」ができる木の枝の山が増えていた水曜は、サルノコシカケの収穫中心!? ほうせいのものが一番大きかったかな。子どもたちは「トランポリン」でも遊んでいました。
木の枝ごと持ち帰った子は、枝の端をきれいに切って汚れを落としてからよく乾かし、ニスやラッカーでコーティングすると立派な飾りになると思いますよ。たか爺は何年も前から、台に立ててサルを座らせたいと思っていますが、肝心のサルが作れませんねぇ…
「インフルエンザウィルスの木だ!」
これは、つくる。『葉っぱのフレディ』の木の下の道には「木の実のトゲディ」がやたらと転がっていて、見上げるとまだかなり枝に残っていました。
風が強い日には当然、目の前にも突然落ちてきます。木の枝に限らず、冬でも帽子はかぶっていた方がいいわけですね。
ヤドリギに「とりつかれてる」エノキ これは回収してくれないとねぇ…
「とりつかれてる」
これは、ヤドリギが寄生しているエノキを見て、木曜のひろきです。
ヤドリギの実は鳥が好んで食べるので、鳥屋さんたちが集まる場所にもなっていますが、残念なことに近くには放置されたままのトラップ… 水飲みか水浴びかの写真を撮るためなんでしょうが、これは回収してくれないとねぇ…
「自由の女神!」
これは切株の上にのぼって、そう。
「足がふるえてるよ」
これは、ゆういちろう… 3人いっしょじゃ狭くてねぇ…
やはり何年か前に切られたエノキは、かなりいい感じになっていて期待できそうなので、「冬クワ」の第2ポイントにしました。すでに派手に崩されていた木は最近折れたものかな? 第3ポイントですね。
カブトムシの森の端には、今年も彫りかけのフクロウ。子どもたちといっしょに記念撮影させてもらいました。一度完成したものを見てみたいところです。たか爺も弟子入りしたい!?
「何の木だっけ?」
これは、そう。たか爺がネイチャー=アートで愛用しているクスノキです。子どもたちは葉っぱや枝の匂いをかいだり、エンピツ削りサイズの枝を拾ったりしていましたね。
「イノシシ!」
「犬だよ」
これは、あきらとタッチ。3日の雪が残っていた水曜には、謎の足跡が見つかりました!?
イノシシは、蹄行性といってシカやウシの仲間と同じ蹄型です。これは指行性といわれているイヌの仲間の足跡で、犬かタヌキかキツネかというところですが、多分タッチが正解でしょうね。
順番が逆になりましたが、1月30日(水)はピクニックの森で「冬だってクワガタさがしたい!」。
水曜の子どもたちは、他の曜日とは違う木を選びました。目的の場所へも迷わず直行できましたが、成果はいまひとつでしたねぇ…