ワンダースクール通信 929
川の生きものウォッチング〜2008里山体験プログラムC〜 2008.5.19

 

 5月6日(火)の「川の生きものウォッチング」には、大人2名・子ども6名の8名が参加。「食べもの系は人気あるけど、生きもの系は…」と、新井さんのボヤキが聞こえてきそうです!?
 ワンダースクールは元々「生きもの系」中心なので、里山体験プログラムでは「食べもの系」に人気が集まるのもうなずけます。これはたか爺の狙いどおり!? それに「食べもの系」のプログラムでも、結構いろいろな生きものたちと遊べてしまいますからね。
 でも、やはりきれいな川はいいですよねぇ〜。昨年は来れなかったので、兜川はたか爺も初めてです。生きものの種類も多くて、お気に入りに追加! 子どもたちが中に入って安全に遊べる川は、意外と少ないものです。

 
コオニヤンマを中心としたサナエトンボの仲間のヤゴたち

 この日のスタッフは、新井さんとたか爺の2名だけかと思っていたら、TさんとIさんも来てくれていて4名。
 たか爺はワンダーチームに入ることにして、まずは3名ずつ4チームに分かれ、兜川の生きものたちを捕まえてみました。捕まえた生きものの種類の数で勝負です! これは負けるわけにはいきませんよねぇ〜。
 結果は研究会チームに惜敗!? 彩湖のワカサギとりの後だったので、たか爺はすばやく泳ぎまわる魚が捕まえたくてねぇ… ガサガサはやっても、川底を軽視した結果かな。
 ドジョウ、シマドジョウ、アブラハヤ、スジエビ、アメリカザリガニ、アメンボの仲間、ゲンゴロウの仲間、モンキマメゲンゴロウ、シジミ、カワニナ、ミズムシ、トビケラの仲間の幼虫、ハグロトンボのヤゴ、まだチビぃ〜サナエトンボの仲間のヤゴの14種どまり。
 研究会チームは15種で、コガムシ、マツモムシ、ヒラタドロムシの幼虫、オナガサナエのヤゴ、オジロサナエのヤゴ、カワゲラの仲間の幼虫も入っていました。スジエビではないエビも1種。
 他チームとその後捕まったものには、カゲロウの仲間の幼虫2種、ヤゴはアオサナエ、ヤマサナエ、コオニヤンマ、アオハダトンボ、コシボソヤンマの5種で、ヨシノボリの仲間も1種入っていました。これで29種ですが、まだいろいろいるでしょうね。

 
カワトンボ                               ダビドサナエ

 成虫の方もカワトンボ、オツネントンボ、ダビドサナエを捕まえている子がいました。ダビドサナエはパラパラと卵を産む様子も観察できましたね。
 新井さんにはヤゴの見分け方、持ち帰り方や飼い方も教えてもらいました。るかはドジョウとシマドジョウ、カワニナをお持ち帰りです。

 
ビオトープ池のクロスジギンヤンマ

 お弁当はトンボ公園で食べることにして、途中、ビオトープ池にも寄ってみました。
 小さな池ですが、クロスジギンヤンマの抜殻だらけ! ちょうど羽を伸ばしているところや、産卵しているところを目の前で見ることができて、ラッキーでしたねぇ〜。ヨツボシトンボも来ていました。
 トンボ公園では、たか爺はせっせとセリ摘みです… カワニナやマルタニシでもちょっと遊ばせてもらいました。
 その後はキノコ山と冒険遊び場へ。チゴユリやカントウマムシグサ、何よりもジュウニヒトエの花を見ることができてよかったですね。