ワンダースクール通信 941
初夏の森で虫さがし Part2 2008.6.24

 

 6月8日(日)の「親子でワンダー!」のあと、午後はひとりでピクニックの森へ。
 某掲示板でいつもお世話になっている方によると、午前中はミドリシジミが2桁台でミズイロオナガシジミが1桁台だったようですが、午後は逆でしたねぇ… かろうじて撮れたのが右上の画像です。やはり午前中じゃないと…
 採る人は1人しか見かけませんでしたが、撮る人は多かったですね。たか爺もその1人だけれども、採る人も撮る人もみんな爺様ばっかり… なんだかさびしいような気がしたり、でもやっぱりそんなものかなぁと納得したり!?
 ヤブキリやヒメギスの幼虫たちもかなり大きくなっていて、左上の画像のヤブキリはこのあと、カメラにのってきてしまいました…

 

 9日(月)もピクニックの森。
「カエル! 小さい」
 ザリガニの池近くの周回路には、ニホンアカガエルの子ガエルが多かったですね。
「ヘビ!」
 つきすぎの俳句のように、子どもたちはヒバカリも見つけてくれました。サイズ的にも子ガエルはエサにぴったり!? かわいい「手乗りヘビ!」のヒバカリに関しては、ワンダースクール通信933も見てみてください。
「カタツムリ!」
「どっち巻き?」
「左!」
 秋が瀬には、ミスジマイマイよりヒダリマキマイマイの方が多いのはどうしてなのかな?

 

 この時期は、帰りに子供の森の駐車場のポイントものぞいて帰ります。
 9日はなんと左上の画像。下はコクワで上はヒラタクワガタでした。大きさはコクワの大きめサイズだけれども、最近あまり見かけませんよね。昔は結構いたんだけどなぁ…

 

 10日(火)は子供の森。
 たか爺は、家の庭にいたキスジトラカミキリを森に帰してあげました。以前持ち帰った木から出てきたんでしょうね。
 クワガタは、コクワの♂1匹と♀2匹が見つかりました。誰も入れものを持ってきていなかったので、お母さんといっしょにクワガタさがしに来ていた子にプレゼントです。

 

 ボクトウガの幼虫も見つかりました。9日にコクワが頭を突っこんでいた場所です。
 この幼虫が、樹液が出るようにしてくれるおかげで、クワガタも捕まえることができるわけね。それにしても、樹液で虫を集めて食べるなんて、この幼虫もなかなかのものですよね。
「花みたいの、白い」
 これは、12日のよしのり。ミツクリハバチの幼虫「バブちゃん」です。

  

 雨上がりだった12日(木)は、トウキョウダルマガエルの溝がまたあふれて道も冠水。子どもたちはわざと深い場所へ入って遊んでおりました… 池ではカエルやオタマジャクシとりで大騒ぎです。
 オオスズメバチやモンスズメバチの働きバチも出てきました。オオキノコムシの仲間も見つかりましたね。クワガタの方は、せっかくたか爺が見つけても、にぎやかな日には捕まりませんよねぇ…