ワンダースクール通信 986
里山ボランテイア〜里山体験プログラム・番外編〜 2009.1.23
1月10日(土)の「里山ボランティア」へは、小3〜中3の子どもたち7人が参加してくれました。ワンダースクール3年目から9年目の精鋭ぞろいです。昨年も参加してくれた子や練馬こどもまつりやねりま遊遊スクールなどでもよくお手伝いをしてくれる子どもたちですね。
当初は里山ギャラリー・ノア裏山の竹を片づける予定でしたが、昨年12月の「たき火で焼きいも」が雨天中止となったため、急遽キノコ山の植生調査地区の落葉かきに変更。でも、前日の雨で落葉もびしょびしょになってしまったため、またまた当初の予定に変更です… 実際には裏山の竹以前に、庭に積まれたままになっていた竹をノコギリで切ったり、ヘチマ棚として使っていたものを運んできたりして、ドラム缶で燃やす作業が中心になりました。
りんりんはせっせと落葉かきもしてくれて、一番働いてくれたかな。人に言われる前に自らすすんで仕事を見つけて働ける子なんて、もうすでに絶滅危惧T類あたり!? みんなけっこうがんばってくれたので、ノアの庭はきれいに片づいてくれましたね。
風が強すぎて普通のたき火ができなかったのは残念でしたが、焼きいもにはむさしの里山研究会の栗原さんが一昨年ピザを焼くために作ってくれたドラム缶釜を使いました。なかなか焼けなくてちょっと心配してしまいましたが、今までで一番おいしい焼きいもができましたね。
りんりんがマシュマロを持ってきてくれたので、たか爺は竹の枝を用意。火を消す前にドラム缶の横にあいた穴であぶって、みんなでいただきました。たか爺にはちょっと甘すぎるけど、子どもたちには好評でした。
お弁当のあとは、裏の竹山でかくれんぼ。まさとは間伐して積んである竹の山の中にもぐったりしちゃうから、たか爺は心配でなぁ… でも、「ちゃんと目は隠してるから大丈夫」なんだって。
帰りは、ノアと道1本をはさんだ向い側にある「田んぼ生きもの公園」予定地です。来年度田んぼにする場所の荒起こしとはざかけ用の支柱の取り付けはすでに終っていました(ちょっとわかりにくいけど、左の画像の左側のガードレールと池の間あたり)。
ヤナギの木も4本は日陰用に残し、あとは伐採済み。伐採された木は、たか爺にとっては宝の山だなぁ… 工作用はもちろん、積み上げて生きものが棲める場所にしたり、太いやつはそのままベンチ代わりにも使えますよね。
5つ掘った池のほうは1つだけ水がたまっていて、あとは井戸水が必要なようです。水がたまっていた池にはすでにアメリカザリガニが棲みついているようで、子どもたちがザリガニの穴をいくつか見つけてくれていました。
ジュズダマの実もまだかなり残っていて、子どもたちは(たか爺も…)せっせと収穫に励んでいましたね。いつのまにかみんな、くっつきむしのコセンダングサだらけになってしまいましたが、それもまたいいやね…
来年度4月からの「里山体験プログラム」と「里ボラキッズ&ファミリー」はこの田んぼ生きもの公園と里山ギャラリー・ノアが拠点となります。この画像の風景が、人と自然の力によってこれからどのように変わっていくのか、これからが楽しみです。昔から人と自然が共生したきた場所が「里山」なんだよなぁ〜。ぜひみなさんの力もお貸しください!