ワンダースクール通信 985
土手すべりは「やってはいけない」遊びなの? 2009.1.18
1月6日の午後は「土手の初すべり」の予定でしたが、思わぬ邪魔が入ってしまいました。まあ、立場をかえれば、たか爺と子どもたちの方がむしろ邪魔だったんでしょうね… それは承知の上で、あえて問題提起です。
土手に着くと、この3年間「立入禁止」になっていた旧「チャレンジコース」のロープや杭がなくなっていて、埋め戻されています(左上)。もう1ヶ所にもシャベルカーが置いてあって(右上)工事の途中? なにを今さらという感じですが、作業している人もいないし「立入禁止」等の表示もないので、いつも使っている場所で土手すべりをはじめました。そしたら工事関係者が1人現れて、第一声は「(土手すべりは)やってはいけない」云々…
「ふざけるな! 3年前に話はついてる。」
この人はシャベルカーを操縦する人だったようで、すぐに引き下がってくれました。シャベルカーの作業範囲+αの距離を置いて(当り前ですよね)、子どもたちを遊ばせることで合意に達します。
「向こうでやってくれ」
これは2人目。この人が指さした「向こう」とは、草刈りあとの茎がつんつんと出ていて子どもが転げまわったりして遊ぶと目を突いちゃったりする危険があるので、ワンダースクールでは使わない場所でした。頼むから、たか爺を爆発させないでほしかったなぁ…
結局3人目にようやく現場監督らしき人が現れて話はつきましたが、3人とも第一声は土手すべりは禁止されている悪い遊びのような言い方でした。たか爺としてはこれは断じて許せません! 帰宅後、国土交通省の出張所にも電話を入れましたが、3年前の粋な所長さんはすでに代わってしまったようです…
とりあえず今回は、工事の途中で一般の人には立ち入ってほしくない場所であるならば、普通はそうしてあるようにロープを張るなり看板を立てるなりしておいてくれさえすれば、お互いに気分を害することもなかった話ですよね。土手すべりに関して(663)、また3年前のいきさつに関して(668 672)は、改めて問題提起をするためにも「ワンダースクール通信」を復刻しておきます。余りにもばかばかしくて改めて書く気にもなれませんので…
でも、今回はこれだけは言っておきます。
土手の草が生えなくなるのは、土手すべりが原因というわけではありません。ワンダースクールではこの3年間決まった場所をかなりハードに使っていますが、今のところ問題はありません。この3年間ですでに草が生えなくなっている場所は、元々人の通り道として踏み固められていた旧「チャレンジコース」が「立入禁止」となったため、新たに人の通り道となった場所だけです!
だいたいねぇ… わざわざ「立入禁止」にまでしておいて、3年間何もせずにそのまま放置かよ? 洪水の際に決壊のおそれがあるような状態なら、すぐに工事していて当り前だと思います。たかが子どもたちの土手すべりで壊れるような堤防じゃないから、今頃になってのんびりと工事しているんじゃないの?
今回電話でお話をさせていただいた方は新しい所長ではなかったようですが、ある程度の理解は示してくれました。でも、土手すべりを見かけたら注意するのが方針のようです。もし注意されたら、みなさんならどうされますか? この日も3年前に看板が立てられた場所では、多くの家族連れが土手すべりを楽しんでいましたね。